琴似神社祖霊社建替え工事②

以前より施工を続けている琴似神社祖霊社の進捗状況ですが、

現在は屋根の大部分の銅板葺き施工を終えたところです。

外装に関しても、化粧柱や枡組の加工を終え取付を行い塗装も一通り完了しています。

屋根では、蓑甲部分び細い長い角材を一本一本敷き詰め、天端をカンナ掛けし銅板を叩く為の下地を加工します。ここで曲線部にガタつきが出てしまうと銅板にも同じ型ができてしまう為、丁寧な技術力が必要な所なので棟梁が施工します。

銅板は一枚一枚、叩いて取付を行います。

全体の銅板葺きは3週間ほどかかり葺きあがっています。

現在、赤橙色で光沢がありますが、年数が経つにつれ

褐色→暗褐色→黒褐色→緑青色に変化していくことになります。

内装の進捗状況は、冬期や夏期に暖かく、涼しい環境を作るため

断熱材を吹き、その上に遮熱シートを張ることで、住宅内部と変わらないような環境を作り上げています。来週末には外部足場の解体を行い、内部のボード張りを行い仕上げ工事に取り組んでいけるよう段取りを進めている所です。

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高橋大輔

二級建築士 二級建築施工管理技士